表装の様式

行 (行の真・行の行・行の草)

もっとも多く用いられる表装様式です。作品の幅は半切ぐらい、柱は2寸ぐらいが普通で柱の幅が7分以下になると草になります。天地が中廻しによって中断され天と地に分かれています。

行の真 行の行 行の草
一文字・中廻しが本紙を廻って囲みます。天地は総縁ではなく中廻しによって分かれています。別名を神宮仕立といい、神社や神道にかかわるものに用いられる様式です。 最も一般的な様式で単に行という時にはこの行の行を指します。本紙側から一文字・中廻し・天地と分かれているところから三段表装と呼ばれています。 行の行から一文字を省略したものです。本紙を中廻しと天地の二段で囲みますので、二段表装と呼ばれています。中国風、

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