四国八十八ヶ所霊場 四国別格二十霊場 四国十三仏霊場
西国三十三ヵ所 坂東三十三ヵ所 秩父三十四ヵ所
中国三十三観音霊場 四国三十三観音霊場 淡路七福神霊場
四国八十八ヶ所霊場
弘仁6年(815年)、真言宗の宗祖『弘法大師(空海)』によって開かれた四国4県、八十八ヶ所の霊場を巡拝するもので、徳島県『発心の道場』・1番〜23番までの23ヶ寺、高知県『修行の道場』24番〜39番までの16ヶ寺、愛媛県『菩提の道場』40番〜65番までの26ヶ寺、香川県『涅槃の道場』66番〜88番の23ヶ寺、全工程1440kmに及びます。
 広く庶民に普及したのは江戸時代からです。この四国八十八ヶ所の巡礼を
『お遍路』といい、全国各地から参拝者を集めています。
四国別格二十霊場
四国にはお大師さまが八十八ヶ所以外にも数多くの足跡を残したとされています。それらは番外霊場として、やはり四国の歴史と共に、人々の厚い信仰を集めてきました。
 番外霊場のうち20ヶ寺が集まって別格20霊場という霊場を創設されました。
八十八ヶ所霊場に別格霊場を加えると百八になります。『百八煩悩消滅のお大師さまの道』ということで、八十八ヶ所に準じる霊場として多くの方々がご参拝しております。
四国十三仏霊場
人が亡くなると、十三の仏さまのお導きを得る旅を経て、はじめて仏になるといわれています。
 十三佛を一尊ずつ本尊として安置してある寺院を巡り、亡くなった人の冥福を祈るのが『十三佛めぐり』です。四国霊場十三佛は四国八十八ヶ所霊場の中の十三の代表のお寺を巡拝する事でめぐることができます。
西国三十三ヵ所
養老2年(718年)に長谷寺の開基、徳道上人により創められたと言われています。
「西国三十三ヵ所巡礼」はその後永延2年(998年)花山法皇により復興されてから、数千年を経て、今なお多くの人々の人気を集めています。
「坂東三十三ヵ所」・「秩父三十四ヵ所」と合わせ、その名も『百観音霊場』と呼ぶ巡礼が盛んになり、全国からの参拝者も多い霊場です。
坂東三十三ヵ所
坂東三十三ヵ所の観音霊場のはじまりについての記録は残されていませんが、鎌倉時代に西国霊場にならって瀬朝の時によって坂東で始められたであろうというのが一般的な説になっています。西国三十三ヵ所・秩父三十四ヵ所と合わせて、その名も『百観音霊場』となります。
秩父三十四ヵ所
ふつうの観音霊場は西国や坂東のように三十三番までですが、この秩父霊場は三十四番まであります。おそらく、いつの時代かに、西国・坂東とあわせて、百観音にするために秩父を三十四番までにしたのであろうと考えられていますが、それは定かではありません。秩父の札所が成立した年月は明らかではないが、西暦五年説、文治三年説、文暦元年説などがあります。
中国三十三観音霊場
第一番札所西大寺(岡山県)〜広島県〜山口県〜島根県〜鳥取県までの中国五県にまたがる観音霊場です。霊場としての特色はたいへん古い時期の開山創建の寺院が多く、その3分の2が西暦900年以前であります。中国霊場の12カ寺で本格的な精進料理を食すことができます。料理はどれもすばらしい料理なのでおすすめです。
四国三十三観音霊場
四国4県を巡拝する観音霊場です。ぼけ封じで知られています。
淡路七福神霊場
淡路島を七福神乗合の宝船に見たてた七福神霊場です。
七福神の厄難払いは年間を通じて参拝されています。
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